こんにちわ。
家族4人で51㎡賃貸マンションに暮らすyacoraです。
今回よりはじまりました、新シリーズ。
実家片付けでございます。
実はわたくしの実家は一戸建てなのですが、場所があるからか、モノに溢れております。
父も母もモノを捨てたりするのが苦手で、若い時からよく頼まれて片付けをしていました。
2人とも脚が弱くなってきたこともあり、また白羽の矢がわたくしにプスッとささったというわけです。
本棚の片付け
最初のミッションは本棚です。
ビフォー。
造り付けのこの本棚、奥行きがなんと50センチほどあります。わたくしでもやっと腕が届く感じ。
依頼人たちはもっとたくさん本を収納したい、と言っていました。
たしかに。
しかしですね。
この奥行きはこのままでは彼らに使いこなすことは難しいと感じます。
ビフォーの写真をみてわかるように、とりあえず奥行きがあるのでドンドンモノが溜まってしまうのです。
しかも、厄介なことに彼らはほとんどのモノを捨てることを拒否するのです。
私からすると映画のフライヤーもこんなにいるかと思うのですが、頑なに「いる!」と言い張ります。
よってわたくしはいつも実家はモノを極力捨てずに片付けることにしています。
何はともあれ、手をつけていきます。
①全て出す。
まず、モノの総量を確認します。
奥の方からはだいぶ昔に探していたDVDなんかがでてきました。
多かったモノは、本、書類、映画のパンフレット、映画や芝居のフライヤー、そして大量の未整理の写真です。
②モノを推測する。
どんな時に使うのか。
どんな時にココに置くのか。
増えていくモノなのか、保管し続けてるモノなのか。(動いているかどうか)
父と母どっちのモノなのか。
本当に必要なモノなのか。
※例えば、映画のフライヤーやパンフは映画好きの父のモノ。映画から帰ってくるとドサっとまとめておいてしまう。増えていくモノ。ごくたまに見返すモノもあるが、大抵はそこから動かない。
おそらく必要なモノとそうでないモノが混在している。仕分けが面倒なのだろう。
というように推測します。
⇨そこから、
置きやすく、沢山おけるようにスペースが必要だと考えました。
③それぞれの収納場所を考える。
量と、重さと、使う頻度によって、定位置を決めていきます。
④元に戻す。
突然たくさん減らしたり、場所をガラッと変えたりすると彼らが警戒して今後やりにくくなるので、ひとまず捨てずにやりくりして戻します。
(写真は段ボール4箱分。そのまま1番下に戻し、後日あらためて整理することにしました。
アフター
後ろの方はほとんどの段が空っぽです。
そのうちここの活用法を考えようと思います。
例えば、わたくしの前の家にも深い奥行きの棚や収納がありました。
そのときはなにしろ、動かせるようにキャスター付きの収納ボックスを入れたり、埃がたまらない方法でやりくりしていました。
本当のことを言うと、わたくしとしてはココは本棚として使わず、普段使わない季節ものなんかをしまいたいのです。
父がまだ本棚として使いたい、と言っていること。
そして、ほかに本棚の代わりになる片付いてる棚がないこと。
その2つの理由で今回は満足してもらえるように、極力いままでのやり方を変えずに整理してみました。
ポイントは、ふせんでつけたタグです。
あえて手書きなのは、父が手書きで書いていたから。その方が頭に入りやすいようです。
そして、ふせんにしたのは、いままでボックスの中身を入れ替えるたびに上書きで書いていたため、ますますゴチャゴチャしてしまっていたから。
ふせんなら書き直しても、また貼り替えるだけなので前のデータが残りません。
ふせんとペンもあらかじめ近くに。
ついでに、古くて破れてるのもあったので、無印良品でファイルボックスを買ってきました。
依頼人は満足してくれたようでした。
ただ、本棚としてはもったいない使い方なので徐々に本人の意向を聞きつつ改善する予定です。
とりあえず本日のミッションはおしまい。
ではまた。